遠距離恋愛はなぜ難しいのか?

こんにちは。コミュテラスの西垣です。
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今日は、
「遠距離恋愛はなぜ難しいか」について
お話してみようと思います。

一般に「遠距離恋愛は長続きしない」と
よく言われたりしますよね。

もちろん世の中を見渡せば
長続きして上手く行っているカップルも
たくさんいるわけですが、

統計的に見ると
上手く行かずに別れてしまうカップルの方が
圧倒的に多いようです。

実際、私の知り合いにも
かなりステディな関係だったにも関わらず、

留学して遠距離恋愛になり、
数ヶ月も経たない内に別れてしまった
カップルがいました。

しかも、そのカップルは
数年後に帰国してから再び付き合い始めて
結婚するほどの好相性でしたので、

「遠距離恋愛ってホントに難しいんだな」と
しみじみと思ったことがあります。

なぜお互い好き同士だったにも関わらず、
距離が離れただけで
気持ちが冷めてしまうのでしょうか?

遠くにいる恋人よりも
近くにいる人間に目移りしてしまうのは
なぜなのでしょうか?

何となく分かるような気もしますが、
人間のどのような心理が影響しているのか
気になりますよね。

そこで、このページでは
「遠距離恋愛はなぜ難しいか」について、

心理学の観点から
その理由を考察してみようと思います。

現在、遠距離恋愛をしている方は
破局を迎えないための予防策として、

そうでない方も、
人間の恋愛心理の勉強として
参考になるはずですので、
ぜひお読みいただければと思います。

さっそく見ていきましょう。

遠距離恋愛はどのように破局している?

ある調査によると、遠距離恋愛のカップルが
1年以内に別れる確率は
約80%というデータがあるそうです。

遠距離に限らず、近距離の恋愛でも
別れるカップルは普通にいるでしょうから、

この80%という数字が
極端に高いと言えるのかどうかは
よく分かりませんが、

いずれにしても
遠距離恋愛のカップルの大半が1年以内に
破局していることは確かなようです。

そして、どのように破局したかについては、

・身近に好きな人ができた
・自然消滅した
・将来が見えないので別れを切り出した
・ケンカ別れした

などの原因が挙げられています。

当初は「どんなに離れていても、
心がしっかり繋がっていれば大丈夫」と
思っていたとしても、

実際に相手との距離が遠く離れてしまうと
気持ちが冷めてしまったり
近くにいる人に興味が移ったり
するようです。

遠距離恋愛が難しい4つの理由

では、人はなぜ
物理的な距離が遠くに離れてしまうと、

恋人に対する気持ちが冷めてしまったり、
身近にいる他の人に
目移りしてしまったりするのでしょうか?

その理由は、大きく分けると
次の4つになります。

コストがかかり過ぎる

遠くにいる恋人に会いに行くためには
当然、時間がかかりますし、
お金もかかります。

また、恋人に会いたくなったからといって、
いきなり会いに行ってしまったら
相手に迷惑ですから、

そのためにスケジュールの調整を
しなければならないなど
いろいろと手間がかかります。

つまり、遠距離恋愛では
恋人に会うのにかかるコストが
大きくなり過ぎてしまうため、

次第に会うのが億劫になり
自然と気持ちが薄れていってしまうのです。

相手を目にする回数が減る

人間には、目に入る回数が多ければ
それだけ好感を持ちやすくなるという
心理傾向があります。

これは心理学で
「単純接触効果」と呼ばれていて、

接触する機会が多ければ多いほど
その相手やモノへの好意の度合が増し、

逆に接触する機会が少なくなると、
それに応じて好意の度合が減ると
されています。

ですので、恋人との距離が遠くなると、
相手のことを目にしたり、
話をしたりする頻度が減ってしまうため、

その人に対する好意の度合が
徐々に薄れていってしまいます。

そして、その一方で、
身近に頻繁に顔を合わす異性がいれば、
その人に好意を持ちやすくなりますから、

その結果として、
恋人以外の人に目移りする可能性が
高くなるというわけです。

相手と対面できない

人間は、自分の目の前にいる人物に
嫌われたくないという心理があるので、

よほどのことがない限り
面と向かって相手を非難することは
ありませんが、

相手と対面しない電話やメールでは
非難や悪口を出しやすく、
相手を攻撃してしまうことが多くなります。

そのため、些細なことで衝突したり、
ケンカをしたりする可能性が高くなります。

また、個人差がありますが、
恋愛感情と性的な欲求は
深く結びついていることが多いです。

キスやハグ、セックスなどは
相手が目の前にいないことには
当然できませんから、

相手と対面できないために
性的な欲求が満たすことができず、
別れに至るケースも珍しくありません。

関係への疑問や不安が生じやすい

恋人との間にトラブルが生じても、
もし相手が近くにいれば
「これからは一緒にこうして行こう」と
前向きな考え方をしやすいのですが、

遠くに離れていると
「これから私たちはどうなるんだろう」とか
「こんな関係を続けて意味あるかな」などと

現在の関係に不安や疑問を抱いて
ネガティブな気持ちになりやすい傾向が
あります。

恋人が近くにいれば
楽しさに紛れて気にならないことでも
離れていると不安や疑問のタネとなり、

今後の二人の関係について
悲観的な気持ちを持ちやすくなるのです。

以上が、遠距離恋愛が難しいとされる、
4つの心理学的な理由になります。

たしかに、
遠距離恋愛の別れの主な原因とされる

・身近に好きな人ができた
・自然消滅した
・将来が見えないので別れを切り出した
・ケンカ別れした

という原因は、
上記で解説した4つの心理的な理由によって
説明できてしまいますよね。

このように、
遠距離恋愛が上手くいかないことが多いのは
人間特有の心理傾向による部分があるため、

ある意味、人間という生き物にとって
自然なことと言えるかもしれません。

とはいえ、逆に言えば、
こうした心理的な傾向があることを理解し、
お互いに気をつけるようにすれば、

遠距離恋愛が上手くいく可能性を
高めることができるはずです。

ぜひ参考にしていただければ幸いです。