
こんにちは。人事歴20年の心理カウンセラー、あおいです。
職場の人間関係が上手くいかず、「また明日から会社か…」と憂鬱な気分を抱えていませんか?
毎日気を遣ってばかりだと、心がすり減って本当にツラいですよね。
実は、ある調査によると84%もの人が「職場の人間関係に難しさを感じたことがある」と回答しています。あなたが悩んでしまうのは、決してあなたの努力不足ではなく、ごく普通の、当たり前のことだったりするんですよ。これまで一人で抱え込んで、本当によく頑張ってきましたね。
そこで今回は、無理をして全員と仲良くするのをやめ、職場の人間関係を良好に保つ「3つの改善策」について分かりやすく解説します。
この記事を読むことで、自分を責めるのをやめて、周囲と程よい距離感を保ちながらストレスなく仕事をする術が身につきますよ。
※本記事の内容はYouTube動画でも解説しています。
音声で学びたい方は動画を、テキストで読みたい方はそのまま下へスクロールしてください。
▼ 無料プレゼントのお知らせ ▼
はじめに:職場の人とは「仲良くならなくていい」
職場の人間関係を良くしたいのに「仲良くしなくていい」と言われると、少し矛盾しているように感じますよね。
ですが、心理学の「対人関係の三重円」という考え方では、家族や親友が一番内側の「重要な他者」であり、職場の人間関係は一番外側の円に入るため、心理学的にはあまり重要ではないとされています。
真面目で責任感の強いあなたは、本来そこまで深い関係を築く必要のない相手にまで気を遣い、多大なエネルギーを消費してしまっていたのではないでしょうか。
職場の人に対して「全員に好かれたい」「仲良くしなければ」という意識は、今日から手放してしまいましょう。
仕事に必要な報告・連絡・相談ができれば十分であり、トラブルが起きにくい「程よい距離感」を保つことこそが、職場の人間関係が良い状態なのです。
職場の人間関係を良くする3つの対処法
① 相手の負担にならない「小さな頼み事」をする
あなたは周りの人に、遠慮して頼み事ができないタイプではありませんか?
「相手に迷惑がかかる」と思ってしまうお気持ちはとてもよく分かります。ですが、心理学の「ベンジャミン・フランクリン効果」が示すように、人は「自分が助けてあげた相手に好意を持つ」という傾向があります。
「ちょっとホチキスを貸してもらえませんか?」「ここのやり方を教えてもらえませんか?」など、相手がサッと応じられる小さな頼み事をすることで、自然と相手との関係が良好になっていきますよ。
② メモを取りながら真剣に話を聞く
ただ話を聞いているだけだと、どうしても忘れてしまい、同じことを聞いてしまったり同じミスをしてしまうことがありますよね。
これらを防ぐために、メモを取りながら話を聞く姿勢を相手に見せることがとても効果的です。
自分の話に真剣に耳を傾け、メモを取ってくれる相手に対して、人は自然と好意や安心感を抱きます。万が一ミスをしてしまっても「仕方ないな」と許してもらいやすくなるという大きなメリットもあります。
③ 会議やミーティングで一言でも発言する
職場には、面倒な仕事を押し付けてきたり、嫌味を言ってくる厄介な人も少なからず存在します。
彼らは「何をされても黙っていそうな人」をターゲットにする傾向があります。
こうした理不尽な攻撃のターゲットにならないためには、会議やミーティングの場で一言でも発言し、「自分の考えを言える人」「いざとなったらNOと言える人」という印象を持たせることが大切です。大した意見でなくても構わないので、無理のない範囲で少しずつ発言の機会を作ってみてくださいね。
補足:一番大切な「家族や恋人」との時間を大切に
対人関係療法では、一番内側の円にいる「重要な他者(家族や恋人、親友など)」との関係を良くすることで、その外側にある職場の人間関係でも悩まなくなる、と考えます。
もし職場で理不尽なことや失敗があって落ち込んだとしても、心から安心できる居場所や、無条件で受け入れてくれる人がいれば、心を病んでしまうリスクを大きく減らすことができます。
職場の人間関係で悩みすぎないためにも、まずはご自身の一番大切な人たちと過ごす時間を何よりも大事にしてくださいね。
まとめ
今回は、職場の人間関係を良くする改善策として、以下の3つを紹介しました。
- 相手の負担にならない「小さな頼み事」をする
- メモを取りながら真剣に話を聞く
- 会議やミーティングで一言でも発言する
相手の心に無理に踏み込まず、適度な距離感を保つことは、決して冷たいことではありません。あなた自身の心と体を守るための、立派な「大人の対応」です。
これまで一人で抱え込んで、本当によく頑張ってきましたね。これからは「あなたは悪くない」と自分に伝えてあげて、少しずつ肩の力を抜きながら、心穏やかに働ける環境を作っていきましょうね。



