こんにちは。人事歴20年の心理カウンセラー、あおいです。
仕事が辛くて「会社に行きたくない」と思うことって、誰にでもありますよね。
朝起きて気分が重くなったり、休みの日でも「また月曜から仕事だ…」とソワソワして心が休まらなかったり。
それでも自分にムチ打って、何とか出社しようと我慢し続けている方は非常に多いと思います。
しかし、辛い気持ちに無理やりフタをして毎日我慢し続けていると、やがてストレスで心身ともに疲弊し、取り返しのつかないことになってしまう危険があります。
そこで今回は、会社に行くのが辛い時に心を安定させ、不安とストレスを消す「3つの心理テクニック」について分かりやすく解説します。
この記事を読むことで、今の自分の状況を冷静に見極め、重くのしかかる悩みを根本からフッと軽くすることができますよ。
※本記事の内容はYouTube動画でも解説しています。
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はじめに:辛い気持ちを我慢し続けるのは危険
私は長年、企業の人事部にいて、うつ病で休職せざるを得なくなってしまった方々をたくさん見てきました。
そうした状態になってしまうと、回復するのにも長い期間がかかり、ご本人だけでなく、周りのご家族も大変な思いをすることになってしまいます。
ですので、いま会社に行くのが辛くて日々ストレスを感じている方は、辛い気持ちに無理やりフタをして我慢するのではなく、できるだけ悩みや不安な気持ちを軽くすることが大切です。
ここからは、心理学的に効果が実証されている「心を安定に保つための3つの対処法」を紹介します。
「会社に行きたくない」時の3つの心理テクニック
① 不安を紙に書き出して「見える化」する
頭の中で「仕事が辛い」「会社に行きたくない」とモヤモヤ考えているだけでは、不安はどんどん膨らんでしまいます。
まずは、今自分が何に対して不安やストレスを感じているのか、ノートや紙にすべて書き出してみましょう。
「上司の言い方がキツい」「仕事量が多すぎる」「ミスをするのが怖い」など、どんな小さなことでも構いません。
文字にして「見える化」することで、自分の抱えている悩みを客観的に見つめ直すことができ、それだけでもスッと心が軽くなる効果(カタルシス効果)があります。
②「ベネフィット・ファインディング」をする
ベネフィット・ファインディングとは、「辛い出来事や逆境の中にも、何かプラスの面(ベネフィット)がないかを見つけ出す」という心理学の手法です。
例えば、厳しい上司に怒られて辛い時でも、「でも、この経験のおかげでミスに早く気づけるようになった」「忍耐力がついた」と、無理やりにでも良い面を探してみるのです。
物事の捉え方(視点)を変えるだけで、心が受けるダメージを大幅に減らし、ストレスを乗り越える力を育てることができます。
③ 家族や恋人との関係を大切にする
仕事で強いストレスを抱えている人ほど、職場での人間関係(上司など)を優先しすぎて、一番大切な家族や恋人との関係を疎かにしてしまう傾向があります。
本来、家族やパートナーは「ありのままの自分を受け入れてくれる、最も安心できる居場所」です。
仕事で失敗して上司から叱責されたような場合でも、家族との関係が安定していれば、多少落ち込みはしても心を病んでしまうようなことにはなりにくいのです。
対人関係の重要度を逆転させないよう、普段から自分の大切な人と過ごす時間をしっかり確保し、良好な関係を保つようにしてください。
補足:どうしてもツラい時は会社を休んでいい
ここまで、悩みや不安を軽くしてストレスを乗り越える方法をお話ししてきましたが、中には、こうした方法を試しても「どうしても会社に行くのがツラい」という方もいらっしゃると思います。
そういう方は、無理をせずに会社を休んだ方がいいかもしれません。
この記事をここまで読んでくださったということは、あなたは会社に行くのがツラくても「なんとか自分を奮い立たせて仕事に行かなくては」と考えている、非常に真面目で責任感の強い方だと思います。
しかし、限界を超えて心が壊れてしまっては元も子もありません。「いざとなったら休んでもいいんだ」「最悪、辞めても命まで取られるわけじゃない」と自分に逃げ道を用意してあげることも、自分を守るための大切なスキルです。
まとめ
今回は、「会社に行きたくない」時の対処法として、以下の3つの心理テクニックを紹介しました。
- 不安を紙に書き出して「見える化」する
- 「ベネフィット・ファインディング」をする
- 家族や恋人との関係を大切にする
会社に行くのが辛い時は、決して一人で抱え込まず、今回紹介した方法を試しながら、自分の心と体を第一に考えて行動してくださいね。


